8月18日から(オンラインでは25日から)2018-19年秋冬コレクションのローンチをスタートした「シュプリーム(SUPREME)」だが、同コレクションのあるキャップが話題を呼んでいる。
話題のタネとなっているのは、第1弾のドロップに登場した“Horizon 5-Panel”と呼ばれるキャップだ。“Horizon”の名の通り、キャップのフロント部分には草原と雲が浮かぶ青空のワッペンがあしらわれているのだが、これに米・大手養豚企業のファームランド インダストリーズ(Farmland Industries以下、ファームランド)がツイッターで「ねぇ、『シュプリーム』。ロゴがすごい似ているように見えるよ。このキャップを購入することができなかったから、いくつか送ってくれないか?」と反応。
その後、「シュプリーム」からコメントはなかったのだが、ツイートから約1週間後の8月30日にファームランドがインスタグラムのアカウントを突如開設。実際に働く農家の人たちが問題のキャップを着用したオリジナルのルックを立て続けに投稿し、「#FARMLANDxSUPREME」と「シュプリーム」にコラボレーションも依頼している。「シュプリーム」は以前から、さまざまなブランドや企業のロゴをパロディー化することで知られているが、すでにSNSにはコラボのモックアップ画像もアップされており、実現を望む声も多数上がっている。
一連の動きがあってからかリセール市場では同キャップの動きが活発で、定価の3倍近い値がつけられている。