「フランク&アイリーン」のシャツはなぜ愛される

2009年に米カリフォルニアでスタートしたシャツブランド「フランク&アイリーン(FRANK&EILEEN)」は今年、ブランド設立10周年を迎える。130年以上の歴史を持つイタリアの老舗生地メーカーの素材を使い、体のラインを考慮した着心地の良さ、独自の美シルエット、豊富なバリエーション、アイロン要らずで洗いざらしのまま着られる扱いやすさなどが支持を得て、5周年となる東京・千駄ヶ谷の旗艦店は、確実にファンを獲得。ハリウッド女優のリース・ウィザースプーン(Reese Witherspoon)やモデルの梨花らも愛用する。3万円前後と決して安くはないシャツが愛される理由は?来日したオードリー・マクローリン(Audrey Mcloghlin)デザイナーに聞いた。

ブランドを立ち上げた時の思いは?

以前、カシミヤの工場で働いていたときにイタリアの生地の本と出合って、それがきっかけで毎日着られる女性用のシャツを作りたいと思ったの。イタリアには素敵な生地がたくさんあるから。

シャツにこだわる理由は?

私自身が元々シャツが好きだから。ファッションではシャツだけが女性の強い部分とマスキュリンな部分、フェミニンな部分を兼ね備えたモノだと思う。

ブランドを立ち上げて10年。変わらないところと進化したところは?

10年間ずっと同じイタリアの生地メーカーの素材を使っていて、プロダクション、ロジスティックも変わっていない。ずっと変わらないクオリティーのモノを提供しているわ。進化したところで言うと、10年間やってきてどんどん新しいシルエットが増えている。扱っている生地も増えて、今では200ぐらいのバリエーションがあるわ。

独占販売契約を結ぶサザビーリーグが運営する千駄ヶ谷の旗艦店も5周年だが、日本でのビジネスのこれまでを振り返ると?

この10年でブランドはどんどん大きくなってきているけど、この5年間は特に成長した。以前はホールセールのみだったけど、ECをスタートしてから売り上げが大きく伸びていて、今では50%がECの売り上げ。リピーターも多くて、毎月のように買ってくださる顧客もいるわ。今はアメリカ、日本、オーストラリア、ニュージーランド、カナダで展開していて、ビジネス的にはアメリカが一番大きく、次が日本。その他の国はまだまだ小さなビジネスだけど、日本は特に力を入れていて、特別なカラーやファブリック、刺しゅうなどの別注もたくさん展開している。

日本市場の印象は?

日本のお客さまは特に品質にこだわっている印象ね。それにブランドの背景に興味を持ってくれる方も特に多いわ。

「フランク&アイリーン」はアイルランド出身の祖父母の名前とのことだが、なぜこの名前を付けた?

「フランク&アイリーン」は私にとって3つ目のビジネスで、最初は母親の名前、次は自分のニックネームをつけた。ファミリーをすごく大切にしているから、この名前にしたわ。ブランドロゴにある「1947」はその祖父母が結婚した年でもあるの。

次の10年に向けてどう考えている?

10年はかなり長いからわからないわ(笑)。でも2~3年後に関して言うなら、デジタルの発展が著しいから私たちからお客さまに話しかけたり、コミュニケーションできる機会がもっと多くなっていくと思う。お客さまにダイレクトにブランドのストーリーを伝えることもできると思うから、今後はそういう機会をどんどん増やしていきたいわ。

「さよなら、コレット!」ついに閉店、その最終日を追う

パリのセレクトショップ、コレット(COLETTE)が閉店した。「正直に言うと、昨夜はほとんど眠れなかったわ」。最終日の開店準備をしながら、サラ・アンデルマン(Sarah Andelman)=コレット クリエイティブ・ディレクターは明かした。そんな彼女が最終日に着用していたのは、“Au Revoir Colette(さよなら、コレット)”の文字がプリントされたブルーのフーディーに、「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」のスカート、「モンクレール Tシャツ コピー」のダウンジャケットだった。

開店30分前の10時30分、在庫が店内に運び込まれ、ウィンドーも最終日仕様に。コレットは定期的に入れ替わるウィンドーと、店舗で頻繁に開催されるイベントが有名で、ウィンドーは広告の役割も果たしていたが、この日はケージに入った25種の生きた蝶々がはばたいていた。このウィンドーは、コレットが20年前にオープンした時のウィンドーにオマージュを捧げたもの。20年前は、ブルーの蝶々がウィンドーを飾った。サラは、「人生は続くわ。蝶々には翅があるでしょう。はばたくというアイデアからよ」と語った。

開店前、コレットの前には若いファッショニスタたちの行列ができていた。その先頭に並んだのは18歳のボードゥアン・モーレル(Baudouin Maurel)。「僕はスニーカーのために並ぶのには慣れっこなんだけど、今日もたくさんの人が並ぶと思った。コレットはパリのストリートウエア界隈で1番アイコニックな場所だからね。コレットのスタッフが今日は入荷商品がたくさんあると教えてくれたよ」と話した。

「Colette c’est chouette(素晴らしきコレット)」と連呼する行列を誘導していたのはサンドリン・トニー(Sandrine Tonye)=コミュニケーション・マネジャーだ。「私は10年間コレットで働き続けてきた。コレットは私の家族よ」と話す。彼女によれば、夜にはさよならパーティーを開催予定だという。

コレットは19時に閉店し、公式ECサイトは23時59分に閉鎖する(ほぼ売り切れ状態)。コレットは19日に「Au Revoir(さよなら)」というタイトルで最後のニュースレターを送信。顧客とビジネスパートナーに感謝するとともに、閉店後もコレットについての思いを同ECサイトでシェアするように促した。また、ユーゲ・ローソン・ボディ(Hugues Lawson-Body)が監督した、コレットのドキュメンタリー映画もアップ予定だという。

オープン時、真っ先に人だかりができたのはTシャツのラックだった。コレットで5年間働いたというスタッフ、ミカエル・バラトゥー(Michael Baratoux)によれば、コレットのマスコットがプリントされたTシャツが最初に売り切れ、次に “Forever Colette”や“Paris Colette Club”とプリントされたスエットが完売したという。そんな彼は、「悲しいけれど、同時にこの特別な1日を楽しんでいる。今日は僕の新たな人生の最初の章でもある」と語った。サラはドアの前で、店から出る買い物客にチョコレートを手渡しで配っていた。

閉店の10分前、店内は人で埋め尽くされていた。突然、サラの夫のフィリップ・アンデルマン(Philip Andelman)、モデルのカロリーヌ・ド・メグレ(Caroline de Maigret)、コレットのPRを手掛けていたルシアン・パジェス(Lucien Pages)、DJのペドロ・ウィンター(Pedro Winter)ら、サラと関係が深い人物がブルーの風船と花火を持って登場すると店内の盛り上がりは最高潮に達し、「コレット、コレット、コレット」「サラ、サラ、サラ」とコールの嵐が起きていた。熱狂の渦のまま、最後のパーティーがスタートした。

「フェンディ」2019年春夏雑貨は“バゲット”復活に期待 スポーツムードを上品に

フェンディ(FENDI)」が10月にミラノで発表した2019年春夏ウィメンズコレクションは、サイクリングパンツやブラトップを取り入れたスポーティーなスタイリングが目をひいた。直球のカジュアルとしてスポーツを表現するのではなく、レザーや手の込んだ刺しゅうなどのエレガントな要素と組み合わせることで、大人の女性も楽しめるようにしていたのが印象的だ。バッグやシューズなどの雑貨でも、スポーツムードを上質にこなしたデザインが充実している。1990年代に一世を風靡したバッグ、“バゲット(BAGUETTE)”の新デザインが豊富に登場している点も話題となっている。

さまざまな素材で“バゲット”を企画している。90年代にヒットしたのは小さめサイズが中心だったが、それに比べるとやや大きなサイズの提案が多い。いち押しは、パステルカラーとFFロゴを組み合わせたデザインの“バゲット”だ。ソフトなナッパレザーに、エンボス加工によってFFロゴを浮き上がらせ、綿を挟み込むことでダイバースーツに使うネオプレン素材のようなタッチにしている。スポーティーな感覚に仕上げることで、90年代の“バゲット”ブームを知らないミレニアル世代にもアピールする。日常で使いやすいデニム素材や、手の込んだ刺しゅうなどのデザインもそろう。

FFロゴをエンボス加工したシリーズでは、新型としてボストンバッグも出している。上下が逆さまになったようなデザインのクロスボディーバッグは、ストラップを付け替えて、ウエストバッグとしても着用ができる。

ここ数シーズン、バッグにカバーをかけてイメージを変える提案がさまざまなブランドで増えている。「フェンディ」もアイコンバッグの“ピーカブー(PEEKABOO)”でカバーの提案を行っているが、今季はアウトポケットがたくさん付いたカバーに注目だ。ポケットの一つ一つに、“PHONE(電話)”“COINS(小銭)”“OTHER(その他)”とロゴが入っていて、荷物が多い人でも仕分けがスムーズ!ネオンカラーのネオプレンを使ったポップなカバーもある。バッグ本体にアウトポケットが付いたデザインや、ストラップにポケットが付いたデザインの“ピーカブー”もある。

2018年春夏にヒットしたPVC素材のバッグは、19年春夏も引き続き支持を集めそう。レザーを組み合わせることで大人っぽい表情に。

シューズは、スポーティーなネオプレンやメッシュなどをパッチワークしたパンプスやフラットシューズが豊富にそろう。パンプスはスクエアトウのレトロな形が中心。そこに直線模様などを載せることで、少しだけフューチャリスティックな感覚も表現する。

花をそのまま身に着けるような、カラフルなエナメル加工のピアスやチョーカーなどを企画した。ブラトップやメッシュスカートなどのスポーティーなスタイルに花のジュエリーを組み合わせることで、女性らしいエレガントなムードをプラスする。

「シュプリーム」×「ザ・ノース・フェイス」から19年春夏の第1弾コラボコレクションが登場

シュプリーム(SUPREME)」は3月30日、毎シーズン定番となっている「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」とのコラボコレクションを発売する。両者のコラボコレクションは1シーズンに複数回発表されることで知られており、本コラボは2019年春夏では第1弾となる。

全8型が用意されたが、アパレルは胸元に大きくあしらわれたアーチ状の“SUPREME”の文字が目を引くマウンテンパーカとデナリフリース、そしてマウンテンパーカとセットとなるパンツの3型のみ。マウンテンパーカとパンツのセットアップは、「ザ・ノース・フェイス」が「シュプリーム」のためだけに製作した特注品で、縫い目が全くない完全防水仕様ながら素材に「ゴアテックス(GORE-TEX)」を使用することで通気性も兼ね備えた機能性の高いウエアとなっている。

他5型は、ダッフルバッグとオーガナイザー(小型ポーチ)、キャップ、ハット、ブランケットといった小物とアクセサリーをラインアップ。どのアイテムにもアパレル同様アーチ状の“SUPREME”の文字があしらわれ、ダッフルバッグとオーガナイザーのメイン素材には、擦り切れと水濡れに強く通常のナイロンの5倍近い強度を持つといわれるバリスティック ナイロンが使用されている。

全てのアイテムがブラック、ブルー、レッド、パープル、イエローの5色展開で、「シュプリーム」直営店や公式サイト、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)などで取り扱われる。

平成最後の花金に「ホテルシーオオサカ」でファッションガラ ドレスコードは“思い出の服”

「ホテルシー(HOTEL SHE,)」を運営するL&Gグローバルビジネスの龍崎翔子・取締役兼ホテルプロデューサーと「レベッカ ブティック(LEBECCA BOUTIQUE)」の赤澤えるブランド総合ディレクターは4月26日、“思い出の服の祭典”と称するイベント「インスタント ガラ(INSTANT GALA)」を大阪・弁天町の「ホテルシーオオサカ」で開催する。ドレスコードは“思い出の服”。イベントを通して、服を“SNSに載せたら終わり”の時代に新しい価値のあるファッションを提案する。昨年4月に東京・渋谷のWWW Xで行った第1回目には約250人が訪れ、今回が2回目の開催となる。

 イベントではインフルエンサーたちが持ち寄った“思い出の”のフリーマーケットを開くほか、バンドグループ、フレンズでボーカルを務めるおかもとえみや、関西でリポーターやDJとして活動する高樹リサらミレニアル世代に支持されるアーティストたちがライブを行う。また裏テーマを“平成最後の花金”とし、会場にはテーマに沿った世界観を演出するコンセプトルームを設ける。“平成に流行したファッションを振り返ることが出来る雑誌のライブラリールーム”など全4部屋を用意する。イベントは2部制で、入場料はそれぞれ4000円(税込)。宿泊を含めたチケットプラン(2万5000円~)も用意する。

 龍崎は「ホテルはメディアだと思う。消費サイクルが早まる社会の中で、思い出の服を手に取り、思いをはせる時間を世に届けたい」とコメント。赤澤は「『本当に愛される服っていったいどんな服だろう』の答えを探す日々の中で『インスタント ガラ』の実現を決意した。このイベントが、何かを大切にすることの素晴らしさと出会うきっかけになることを願ってやまない」と語った。

 会場となる「ホテルシーオオサカ」は龍崎の監修のもと、2017年9月に開業。ホテルの定義を覆すようなさまざまな企画やイベントを行っている。また赤澤がディレクターを務める「レベッカ ブティック」は、ストライプインターナショナルが運営するビンテージセレクトショップで、ラフォーレ原宿の4階に店を構える。

「グッチ」がアイコンモチーフ“フローラ”を用いた日本限定コレクションを発売

「グッチ(GUCCI)」は、1966年に誕生したアイコンモチーフ“フローラ”を採用した日本限定コレクションを4月25日に発売する。ロングセラーのハンドバッグ“ジャッキーバッグ”(全5色、各23万円)をメインに、チェーン付きでボディーバッグとしても使えるロング財布(全5色、各9万6000円)、ミニ財布(全5色、各4万6000円)、コスメケース(全3色、各4万円)、ドキュメントケース(全3色、各5万7000円)をそろえる。全国の「グッチ」直営店と公式オンラインストアで扱う。

“フローラ”は、イタリア人イラストレーターのヴィットリオ・アッコルネロ(Vittorio Accornero)によって描かれたモチーフで、四季折々の花々に蝶やトンボなどの昆虫を組み合わせたカラフルで力強いビジュアルが特徴。この“フローラ”を今回、コットンとリネンで織り込んだキャンバス素材にデジタルプリントし、ウオッシュ加工とプルーフ加工で耐久性を高め、5型のアイテムに落とし込んだ。カラーはアイボリーやオレンジ、ライトブルー、ライトピンク、ライトパープルなど。いずれのアイテムにも、“GUCCI LIMITED EDITION”の文字をゴールドで刻印したレザータグをあしらった。

発売を記念し、“フローラ”のアーカイブを展示するインスタレーション「Flora : Living Postcards」を4月27日〜5月12日に「グッチ」銀座店で開催する。

吉岡徳仁 × 「イッセイ」 × セイコーのガラスから生まれた光の時計

セイコーウオッチは11月10日、「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」の総合ディレクションのもと発信するグローバルなデザイナーとのコラボ・デザイン・ウオッチとして、吉岡徳仁によるニューモデル“ガラスウオッチ”を発売する。

強化処理した無機ガラスを使ったデザインは、まるでガラスが時計の針を閉じ込めたかのような静寂を醸し出し、自然の光を受けて輝きを放つ。一つ一つ削り出し加工したカバーガラスの冷たさとコントラストをなすよう、ストラップには自然の風合いを持つカーフ(牛革)を採用した。ケース径は3mm、厚さは15.6mmとジェンダーレスに楽しめそうだ。価格は4万6000〜4万8000円。

吉岡は、「透明なガラスの塊から生み出された時計は、感覚を超越する光の彫刻になる。(ガラスが放つ光の根源である太陽のような)自然だけが、歴史を超える」と話した。

世界の「イッセイ ミヤケ」ブティックのほか、全国で「イッセイ ミヤケ」の時計を取り扱う店舗で販売する。

またセイコーは時計の発売に合わせて2〜13日、東京・赤坂の21_21デザインサイト(21_21 DESIGN SIGHT)で吉岡による近年のガラス作品を展示する「吉岡徳仁 光とガラス」を開催する。

「ギャルソン」で「カルティエ」時計を売る男が見つけた2つのブランドの共通点は?

「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」は5月21日から、青山店で「カルティエ(CARTIER)」のアイコンウオッチ“タンク(TANK)”に特化した展示・販売会を開催している。6月10日まで。

販売するのは、ロンドンにショールームを構えるコレクターのハリー・フェイン(Harry Fane)。かつてハリーは、ロンドンのドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET以下、ドーバー)のイベントで、収集する時計の何本かを販売。その際、ドーバーのディスプレイに感銘を受け、今回の販売イベントに至った。青山店には1920年代のビンテージから、総プラチナの逸品(価格は1036万!)まで、ハリーが所有する37本の中から、25本を厳選して展示・販売。20日には「コム デ ギャルソン」顧客を対象にアポイントメント制でハリー自らが接客した。すでに数本の時計は売れたという。

ハリーに、「カルティエ」の“タンク”の魅力、そして「コム デ ギャルソン」で販売することについて聞いた。

集める時計は「カルティエ」の“タンク”だけなのか?それとも、ほかの時計も?

ハリー・フェイン(以下、ハリー):ほかの時計も収集しているが、一番好きなのは「カルティエ」の“タンク”だ。1917年に誕生して1世紀を生きてきた時計は、まさにタイムレスでジェンダーレス。そしてスタイルレス。今日の私のようなセットアップにも似合うし、店内を見ればわかると思うが「コム デ ギャルソン」のアバンギャルドなスタイルにも不思議と馴染む。1917年以来、60年くらいまでに作られた“タンク”は、2200本程度と言われている。このうち60年以降の60年間で紛失したり、盗まれたり、修復できないくらい破損してしまったりの時計が4分の1あるとしたら、世界に残る“タンク”のビンテージは約1650本。貴重なものだ。

所有する時計は全部で37本。そのうち25本も販売してしまっていいのか?

私はトレーダーだから、仕方ない(笑)。全ての“タンク”は、記憶に焼き付いているから大丈夫だ。今回販売するのは、どれもストーリーに満ちたものばかりだ。一番高価な1036万円の時計はプラチナ製。まだ、プラチナ時計なんて多くなかった頃の逸品だ。

(アポイントメント制の接客を1日終えて)「コム デ ギャルソン」の顧客への接客はどうだった?正直、時計に詳しい人ばかりではなく、普段交流するのとは違う人たちだったと思うが。

すごく面白い。皆、時計1本1本に込められたストーリーを重んじて、そこに魅力を感じ、中には買ってくれる人もいる。時計と洋服、商品は違うが、「コム デ ギャルソン」の顧客は、ストーリー性を重んじる人たちだからだろう。「今日買って、明日着て、明後日には捨ててしまう」モノや、そんな消費行動には共鳴できないところも、私と「コム デ ギャルソン」との共通点だ。私の「カルティエ」の“タンク”は、1日に5分遅れてしまう。毎日りゅうずを回す時、5分早めるのが日課だ。「面倒くさい」と思う人もいるだろうが、私には「愛らしい」。毎日、時刻合わせをするたびに時計と対話しているような気持ちになる。「コム デ ギャルソン」の顧客も同じなのでは?日々袖を通すたび、洋服と対話しているハズだ。

英百貨店セルフリッジ、エキゾチックレザー製品の販売を2020年までに廃止

英百貨店セルフリッジ(SELFRIDGES)は、2020年までに爬虫類などの革から作られたエキゾチックレザー製品の販売を取りやめると発表した。対象となるのはヘビ、ワニ、トカゲなどで、20年2月には食用の家畜から取られた皮革製品のみを取り扱うことを最終目標に掲げている。

セバスチャン・マネス(Sebastian Manes)=セルフリッジ バイイング・ディレクターは、「当社は未来志向の小売りとして常に最前線にいたいと考えている。将来的に、ラグジュアリーはクラフツマンシップと素材のイノベーションにより定義されるようになるだろう」と語った。最近では、「シャネル(CHANEL)」がエキゾチックレザーの使用廃止を発表しているほか、「グッチ(GUCCI)」や「ヴェルサーチェ(VERSACE)」「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」「バーバリー(BURBERRY)」など、多くのラグジュアリーブランドが毛皮の使用廃止を宣言している。

セルフリッジは05年に毛皮製品の販売を取りやめており、ほかにも“意識的な消費”を推進するなど、環境保護に先進的に取り組んでいる。15年には使い捨てペットボトルの販売を廃止。16年に開始した“よりよい買い物で変化を起こそう(Buying Better, Inspiring Change)”プロジェクトでは、22年までに販売製品の50%をエコフレンドリーな物に切り替えて「消費者がエシカルで環境にやさしい製品を手に取りやすいようにしたい」としており、サステイナビリティーに熱心な若手デザイナーの支援も行っている。ダニエラ・ベガ(Daniella Vega)=セルフリッジ サステイナビリティー担当ディレクターは、「世界的な小売店としての影響力を活用して、提携企業や消費者に責任ある消費を促し、地球を大切にして未来を守ろうと呼びかけていきたい」とコメントした。

「ヨーコ チャン」からベビー&キッズライン ママとおそろいの真っ白なドレス

東京発のファッションブランド「ヨーコ チャン(YOKO CHAN)」は今春、ブランド初のベビー・キッズライン“ヨーコチャン プティット(YOKO CHAN PETITE)”をスタートする。赤坂の旗艦店(1月31日から)と伊勢丹新宿本店6階リ・スタイルキッズ(2月20日から)、「ヨーコ チャン」公式オンラインストア(2月24日から)で取り扱う。

ファーストコレクションは、子どもの純真さを表現したオールホワイトのドレスや肌着などをラインアップ。全てのスタイルで、「ヨーコ チャン」のウエアとマッチするデザインになっており、母娘で合わせたコーディネートを楽しむことができる。肌着とスタイには刺しゅうを施している。キッズはドレス6型、カットソー3型。ベビーが肌着とスタイの3型で、価格帯は、ドレス9800〜2万3000円、カットソー7800円、肌着5500〜6500円、スタイ2000円。キッズのサイズはXS〜XLをそろえ、肌着はフリーのワンサイズ。4月以降には白の他にヌード、サックス、ネイビーの新色も発売する。

オリジナルのウエアに合わせて、デザイナーのヨーコ・チャンがセレクトしたキッズ雑貨も販売する。「オールドソールズ(OLD SOLES)」のフラットシューズ(8600円)、「ブラブラ(BLABLA)」のブランケット(8800〜1万円)やぬいぐるみ(2800〜6800円)、「ラ ルース(LA LUZ)」のスプーンやナイフ(1つ400円)など。

トップ ニュース 「ユニクロ」×「ジェイ ダブリュー アンダーソン」第3弾はベーシックに着やすく進化 前の記事 ニュース 次の記事 「ユニクロ」×「ジェイ ダブリュー アンダーソン」第3弾はベーシックに着やすく進化

「ユニクロ(UNIQLO)」は、「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」とのコラボライン“ユニクロ アンド ジェイ ダブリュー アンダーソン”2019年春夏コレクションの発売を8日に控え、プレスや関係者向けの発表会を実施した。

登壇した堺誠也ファーストリテイリンググループ執行役員は、3シーズン目を迎えた同コレクションについて「デザイナーのジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)は英国の伝統的な要素をライフウエアに落とし込み、新鮮な彩りを与えてくれる。今回はそれが最も色濃いコレクションになった」とし、同時に「ユニクロのお客さまがどんなものを求めているかをジョナサンは知りたがっている。それを伝えることで、彼のエッセンスはそのままに、(過去のシーズンよりも)幅広く受け入れられるコレクションになった」と話す。

国内では55店と公式ECで全商品を販売し、一部商品は全店舗で販売する。全体の販売数量は昨年の同ブランドのコラボと同水準を見込み、海外21カ国にも投入する。5日に同コレクションを発売したヨーロッパでの初動は好調という。

発表会の後で、来場者への先行販売会が行われた。今期はチェックやペイズリーなど英国トラッドな柄を随所に取り入れた。レインボーカラーのボーダー柄などデザイン性を強く打ち出した前シーズンまでと比べ、「取り入れやすそう」「着こなしの幅が広がりそう」と印象を話す来場者もおり、10点近くをまとめ買いする人も見られた。一見ベーシックでありながら、よく見ると左右で柄がずれたアシンメトリーデザインのカットソー、リバーシブルで表情がガラリと変わるトレンチコートなど、ひねりや遊び心が効いているものが多い。

メンズではアシンメトリーデザインのボーダーカットソー(1990円)にタックが入ったサッカー地のショーツ(2990円)を合わせたり、ウィメンズでは裾がふんわりと広がり、生地を切り替えたワンピース(同)にドルマンスリーブのパーカ(4990円)をラフに羽織ったりのスタイリングを提案。とろみや揺れ感のあるシルエットにボーダーやペイズリーを乗せたアイテムからは、上品なマリンテイストが漂う。

発表会には、ゲストとして女優・モデルの桐谷美玲とプロスノーボーダーでユニクログローバルブランドアンバサダーの平野歩夢も登場した。桐谷は同コラボ商品のペイズリー柄のラッフルネックブラウスとスカートのセットアップで登場し、「友達とショッピングに行くときに気軽に着ていけるような、トラッドでありながら、遊び心がある服ばかりです」と笑顔。平野はマルチカラーのボーダ―ラガーシャツとイージードローストリングパンツをゆったりとしたサイジングで着こなし、「(ラガーシャツは)普段は着ないアイテムだけれど、リラックスしているのに上品なデザインが新鮮」と話した。

ドーバーで「ドリス」メンズのインスタレーション開催 バーナー・パントンのサイケな世界にフォーカス

ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)は、1階のエレファントスペース(展示スペース)で、「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」メンズのインスタレーションを行っている。4月3日まで。フォーカスしたのは、ミッドセンチュリーを代表するデンマークの建築家・デザイナーのヴェルナー・パントン(Verner Panton)。同ブランドの2019年春夏メンズはパントンのテキスタイル写真が着想源になっており、今回のインスタレーションでもパントンの世界観を全面に打ち出している。

エレファントルームに、パントンらしいサイケデリックな柄をプリントした同ブランドの春夏物を展示した。パントンのデザインを服に用い、デザインの一部比率や配色を変えることを許可されたのは、今回の同ブランドが初という。服の柄と連動し、エレファントスペースの床や壁もサイケデリックな柄で覆っている。

インスタレーションに合わせて、国内では同店でしか販売しない限定商品もそろえた。4階の同ブランドのスペースで、パントンカラーのスニーカー2型(6万3000円、6万7000円)とバッグ2型(7万1000円、12万円)を販売している。

「DRIES VAN NOTEN × VERNER PANTON INSTALLATION AT DOVER STREET MARKET GINZA」
開催期間:3月13日~4月3日
場所:ドーバー ストリート マーケット ギンザ 1階エレファントスペース
住所:東京都中央区銀座6-9-5 ギンザコマツ西館

足元の新ルールは JADEのスニーカー

ナイロニスタの毎日がもっとごきげんになる注目のブランド「JADE /ジェイド」はもうご存知? NEWなブランドなんだけど、1980年~1990年のカルチャーを意識した“復刻”をテーマとするストリートダンスをコンセプトとしたシューズブランド! この夏のストリートは、ジェイドな女の子が溢れそう♡

ストリートガールの新定番スニーカー♡
暗号を意味する“サイファー”に、BLACKとBACK BONEを意味とするBをつけてネーミングしたジェイドの今季テーマ“サイファー:ビー”。強さを秘めたスタイリングを得意とするナイロニスタにハマるスニーカー。

スニーカー グランディ ザイン¥14,040 (JADE /マドラス)ブルゾン¥9,504(ricori /リコリ ルミネエスト新宿店)、中に着たトップス¥8,100(2% TOKYO /トゥーパーセント トウキョウ 渋谷パルコ店)、スカート¥8,640(TOMMY /トミー ヒルフィガー ジャパン)、ソックス ¥2,700(Hansel from Basel /デュアル表参道)on right: スニーカー アバリシアボーンズ¥14,040 (JADE /マドラス)スウェットワンピ¥12,600(The Dayz tokyo /ザデイズ トウキョウ)、ソックス¥1,728、キャップ¥6,264(共にFRANK /シック)

無骨さが新たなストリートのテーマ
80s90sのダンサーシューズを復刻したようなスニーカーは、まさにストリートの原点♡ダンサーを気取ってストリートを駆け抜けて。

スニーカー アバリシアボーンズ¥14,040(JADE/マドラス)スウェット¥18,360(L’AMERICA /デュアル 表参 道)、ハーフパンツ ¥17,640(The Dayz tokyo /ザ デイズ トウキョウ)、ハット¥7,884(KANGOL/栗原)、ソックス ¥1,620(TOMMY /トミー ヒルフィガー ジャパン)

スニーカー グランディ ザイン¥14,040(JADE /マドラス)、ソックス※2足セット¥2,700(FIG&VIPER /フィグ&ヴァイパー)、on right:スニーカー ダークネス ビー フレイム¥14,040(JADE /マドラス)、ソックス スタイリスト私物

JADEのセカンドライン『JADE CREW /ジェイド クルー』。ダンサーシューズな機能性は損なわず、タウンからダンスシーンまで可能なニューラインにも注目♡

ジェイドクルー フラットシューズ各¥9,720(全てJADE /マドラス)

かっちりな漆黒が新鮮!

カラフルなスニーカーもいいけど、夏は漆黒がキブン。漆黒にレッドの配色がクールで今っぽい。抑えきれないおしゃれオーラを解き放って!

スニーカー ダークネス ビー フレイム¥14,040(JADE/マドラス)デニムオールインワン¥14,904(FIG&VIPER /フィグ&ヴァイパー)、ニットキャップ¥1,620(W♥C /ウィゴー)、ソックス スタイリスト私物

ですが経験には変えれません

行きたいところを行き尽くすにはけっこうお金がと時間かかります。ですが経験には変えれません!!!1週間、妥協せずやりたいことやって大阪に持ち帰るぞーという気持ちで旅に挑んでます!!こんなに東京に滞在したのは人生初めてで、時間がすぎるのが早すぎて、よくわからなくなってきましたが
今回はハプニングのあった旅の経過をお送りしますので、チェックしてください〜!!!笑

渋谷16(Sixteeen)
HIPHOP史に残る伝説的なアーティスト、ERIC HAZE(エリック・ヘイズ)とHUFのコラボレーションアート展”360°”をみてきました!!
彼は1980年代、Keith Haring やJean Michel Basquiatといった名高きアーティスト達と共に活動してきて、グラフィティシーンをメインストリームにひっぱってきた重鎮です。ストリートカルチャーとして知っておきたい人物です。隣にはアパレルをメインしたスケートショップが併設されており、ZINE(本)やレコードも販売しているアメリカンスタイルなお洒落なお店となっています。

開催は残念ながら終わってしまいましたが、こちらでは個展を随時やっているみたいなので、機会あればのぞいてみるべしです!!

360° ERIC HAZE Supported by HUF
会場: 16(Sixteen)
東京都渋谷区神宮前6-19-15

駒沢公園
お次は東京ならみんなここのパーク!と聞いていた駒沢公園へ♪ ガールズスケーターも多いよ!と聞いていたので、わくわく。

うわーい、ランプもフラットもボックスもあって練習にもってこいの場所だー!とテンションが上がりランプに駆け込んでみると

早速、転んで手をついてしまい、ボキーーー!!WTF!!そのおかげで、その日は右手は上がらずじまい、現在は良好になってきつつあります。皆さんもくれぐれ怪我だけは気をつけてくださいね。♪

このあと、8times corner storeのスクールにも行きたかったのですが今回は断念。
渋谷周辺のスケートのお店を引き続きまわって来ましたので、そちらの続きを次回もどうぞ♡

スペシャルNEWSなクリスチャン ルブタンのスニーカー

足もとを華麗に大人っぽく飾ってくれる、憧れのクリスチャン ルブタン。
履くだけで気分があがっちゃうルブタンから、新作スニーカーがリリース! 
ラグジュアリーとストリートが見事に融合された、かなりNYLON好みのデザイン。
ガールズの夢が詰まったスニーカーにファッショニスタのAMIAYAもトキメキが止まらない♡
ルブタン本人がデザインした
気迫のアートワーク
AMIはすっぽりとフィットするシューレースがないデザインをチョイス。アッパーのアートワークが効いて、スタイリングがパッと明るく華やぐ。ブルーのPVCを合わせてコントラストを楽しんで。
sneakers¥119,000*limited sales in japan by christian louboutin others stylist’s own
極上の輝きが宿った
主役級のホワイトスニーカー
とがったスタッズやオーロラに光るマテリアルが効いたホワイトのスニーカーは、ルブタンレッドのアウトソールもポイント。ミニマムなコーデで足もとのボリューム感をアピールしたAYA。
sneakers¥126,000 by christian louboutin others stylist’s own
スニーカーと同素材を使用したユニークバッグ
360度スタッズが施されたバッグの底は、スニーカーのソールと同じゴム素材を使用。
そんなギミックにNYLONガールズは弱いもの♡